レストランにしかわ
土曜の昼下がり、用事で訪れた周辺でランチできるお店を捜索。
洋食の気分だな〜と思いながらスマホを操作していると、Google mapで今の気分にぴったりの「レストランにしかわ」を発見。
昭和34年創業の老舗の洋食屋さんです。
お店へのアクセス
札幌市営地下鉄東西線の西18丁目から徒歩4分と、電車でのアクセスが良い場所にあるお店。
後から知りましたがこの裏にも入口があって、そちら側に駐車場もあるようです。
ぼっちでも意外と居心地が良い
時刻は13時過ぎ、ランチ客も落ち着いてきた頃ではないかと、店の中の様子をうかがうとなんとなく賑わっている様子で一人では入りづらい雰囲気。
でも一人客らしき人もちらっと見えたし、お腹も空いたので勇気を出していざ入店!
店員さんは忙しそうでしたがすぐに気づいてくれて、一人なのに広いボックス席に案内してくれました。
カウンターや2人掛けのテーブル席はないので仕方無いですね。
店の外から見ると混んでいるように見えましたが、奥は割と席に空きがありました。
2階にも席があるようで、そちらは大人数用の個室や座敷なんかもあるようです。
客の年齢層は、古いお店なだけあって高めでした。
いかにも昔ながらのレストランな店内
壁やソファの質感、調度品の全てが完璧な洋食屋さんの内装。
ぶどうのステンドグラス風の窓がかわいい。
大きい窓から差し込んでくる外の光が気持ちいい席です。
メニュー選択
メニューも洋食屋さんとホテルのレストランの中間みたいなデザイン。
ステーキ、ポークチャップ、カツ…
洋食屋さんの定番メニューがずらり。
冬季限定のカキフライなんかもあります。
お店に入る前からハンバーグかエビフライが食べたいなと思っていたのですが、初めてはまずハンバーグだろう!ということで看板メニューのスペシャルハンバーグステーキ180gのセット(税込1390円)を注文。
セットのサラダとスープ
注文から程なくしてサラダとスープが来ました。
オレンジが添えてあるのが、懐かしい感じ。
ちゃんと果肉と皮の間に切れ込みが入っていて、子供の頃に給食とかで食べたやつだ~。
サラダはショウガの効いた醤油味のドレッシングで、こちらも昔ながらの味。
スープはフライドオニオンが載っていて、香ばしくパンチが効いていました。
スペシャルハンバーグステーキ
少し待った後、メインのハンバーグが来ました。
控えめに鉄板が焼かれる音をさせながら登場。
肉汁がジュワ~~っと溢れ出るタイプではありませんでしたが、肉はきめ細かく身が詰まっているけど柔らかい。
北海道産の牛肉と豚肉の合挽肉を使用しているとのことで、どうりで臭みもありません。
そしてこの自家製ソースが、酸味と甘さが絶妙でコクと深みがあってめちゃくちゃおいしい…。
これだけでもご飯が進みます。
デミグラスソースって、甘すぎたり苦すぎたりバーベキューソースみたいな味だったりと当たり外れが大きいイメージなのですが、こちらは自分の中で完璧でした。
そこに卵も加わると、言うまでもなく優勝。
目玉焼きハンバーグをおかずにライス。これ以上の幸せはあるか?
今流行りの肉汁ジュワ~~なガツンとした粗挽きハンバーグとかではないですが、素朴で老若男女みんなが好きな間違いない味。長年愛される理由がわかります。
食後のコーヒー
ウーロン茶とどちらか選べます。
砂糖のポットと、ちゃんとミルクがピッチャーに入ってます。
せっかくなのでミルクを多めに入れていただきました。
普段コーヒーを飲まないので詳しくないですが癖がなく美味しかったです。
ごちそうさまでした!
個人評価
ほとんどの席が4人掛け以上のボックス席で、カウンターなど一人用の席がないため、混雑時間帯だと一人は入りづらいかと思いました。
逆にお昼を除けば、一人でゆったり広い席を使えるのでなかなか居心地が良いです。
街の洋食屋さんのイメージで入店しましたが、お高めなレストランみたいに店員さんの接客が丁寧な印象でした。
お店の内装からメニューや料理まで、老舗の洋食屋さんのお手本といった感じで隙が無いですが、強いて言うなら構造の問題なのか、人が通ったときの床の振動がちょっと気になりました…(笑)
店舗情報